毛呂山町について

毛呂山町とは

毛呂山町（もろやままち）は、埼玉県の西部に位置し、入間郡に属する町。

人口は2022年6月1日現在、32,799人。

 

概略

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西部は自然が残る外秩父山地、北東には岩殿丘陵がかすめ、東部は水田が広がる低地、中央部をJR八高線と東武越生線が走り、沿線を中心に宅地化が進んでいる。果樹園が多く、特にユズの産地として知られている。

 

地理

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東京都心から50km圏内の埼玉県南西部に位置し、東西約9km、南北約7.5kmで、中央部がくびれた形をしている。

秩父山地と関東平野が接する八王子構造線にまたがり、西部の緩やかな山地は標高約300 – 400mで、外秩父山地の東縁部にあたり、秩父古生層が広く分布している。一部が県立黒山自然公園に指定されており、農業用灌漑貯水池である鎌北湖はその中心となる湖である。この湖から飯能市の天覧山まで奥武蔵自然歩道が伸び、ユズをはじめとする果樹園や畑が多く自然環境に恵まれていることから、観光客がハイキングなどに訪れている。

南部の丘陵地帯には武者小路実篤が理想社会を目指して創設した「新しき村」があり、1939年に宮崎県から移住して以来、現在も農業を基盤とした共同生活を続けている。

中央部から東部にかけては越辺川（おっぺがわ）と高麗川に挟まれた標高約60m前後の平地で、表面は関東ローム層に覆われている。

町内を走る東武越生線は坂戸駅で東武東上線に接続し、沿線は東京都内の通勤圏に入ることから町内には住宅団地が多い。武州長瀬駅近辺に1959年（昭和34年）に武蔵野霊園が開園したのと合わせて日生団地と長瀬団地といった郊外住宅団地が造成されたのがはじまりで、両団地の成功と都市化はさらなる住宅団地造成と、他デベロッパーによる同駅周辺の住宅団地の造成を呼び込み、かつては森林で占められていた武州長瀬駅近辺は町の全世帯数の35%（1972年当時）を占める町内の一大住宅団地エリアを形成するに至った^[1]。近年においても、1997年（平成9年）からガーデンシティ目白台の開発が行われている。

主な地目別構成比は、山林40.2%、畑14.0%、その他13.8%、宅地13.5%、雑種地12.8%、田4.7%、原野0.9%、池沼0.1%となっており、宅地やその他の地目が増加し、森林や農用地等の減少が進んでいる。また、首都圏からのアクセスも良く地形が適当であったことからゴルフ場も多く開発されている。

 

歴史

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縄文中期頃にはすでに人々が生活をしていた痕跡があり、これまでに約120ヶ所の遺跡が確認されている。鎌倉時代には鎌倉街道上道が整備された。

• 1871年12月25日（明治4年11月14日） – 廃藩置県による第1次府県統合が行われ、現在の町域は入間県の管轄となる。
• 1873年（明治6年）6月 – 入間県と群馬県が統合され、熊谷県の管轄となる。
• 1875年（明治8年） – 入間郡堀込村・馬場村・平山村が合併して岩井村となり、現在の町域に川角村・西戸村・市場村・箕和田村・西大久保村・大類村・苦林村・下川原村・毛呂本郷・長瀬村・小田谷村・前久保村・岩井村・滝野入村・権現堂村・阿諏訪村・大谷木村・宿谷村・葛貫村の19村が成立する。
• 1876年（明治9年）8月 – 熊谷県が廃止され、埼玉県の管轄になる。
• 1889年（明治22年）4月1日 – 町村制施行により、川角村・西戸村・市場村・箕和田村・西大久保村・大類村・苦林村・下川原村が合併し、現在の町域の東部が川角村となる。毛呂本郷・長瀬村・小田谷村・前久保村・岩井村が合併し、現在の町域の中部が毛呂村となる。滝野入村・権現堂村・阿諏訪村・大谷木村・宿谷村・葛貫村が合併し、現在の町域の西部が滝野入村となる。
• 1891年（明治24年）8月20日 – 滝野入村が名称を変更し、山根村となる。
• 1939年（昭和14年）4月1日 – 毛呂村と山根村が合併し、毛呂山町となる。
• 1955年（昭和30年）4月1日 – 川角村と合併し、毛呂山町となる。
• 1957年（昭和32年）8月1日 – 入間郡坂戸町の一部を編入する。
• 1962年（昭和37年） – 武州長瀬駅周辺に団地開発がはじまる。
• 1968年（昭和43年） – 毛呂山町公民館を建設する。
• 1978年（昭和53年） – 埼玉県立毛呂山高等学校が開校する。
• 1986年（昭和61年）4月1日 – 防災行政無線運用開始。
• 1987年（昭和62年） – 新図書館が開館する。
• 1989年（平成元年） – スポーツ健康都市を宣言する。
• 1990年（平成2年） – 毛呂山町民憲章を制定する。
• 1993年（平成5年） – 歴史民俗資料館が開館する。
• 1999年（平成11年） – ゆずの里オートキャンプ場がオープンする。
• 2004年（平成16年） – 町界町名地番整理事業が開始される。
• 2008年（平成20年） – 埼玉県立毛呂山高等学校が廃校となる。

人口

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毛呂山町と全国の年齢別人口分布（2005年）	毛呂山町の年齢・男女別人口分布（2005年）
■紫色 ― 毛呂山町 ■緑色 ― 日本全国	■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
毛呂山町（に相当する地域）の人口の推移 1970年（昭和45年） 20,006人   1975年（昭和50年） 25,807人   1980年（昭和55年） 31,197人   1985年（昭和60年） 34,467人   1990年（平成2年） 38,746人   1995年（平成7年） 39,808人   2000年（平成12年） 39,711人   2005年（平成17年） 39,122人   2010年（平成22年） 39,052人   2015年（平成27年） 37,275人   2020年（令和2年） 35,366人
総務省統計局 国勢調査より

20歳代前半人口が突出しているのは、町内の医科大学と医療系専門学校、および近接する坂戸市内の大学へ通学する学生が転入しているためと推定される。

 

引用元

wikipedia.

毛呂山町の魅力

埼玉県毛呂山町

さいたまけんもろやままち

 

豊かな自然と利便性が共存、ファミリーにやさしいまち

 

毛呂山町について

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埼玉県南西部に位置する毛呂山町（もろやままち）は、都心からわずか50km圏内という便利な立地にあり、近隣の市町村だけでなく、東京都内への通勤にも適しています。

毛呂山町は交通の利便性が高い一方で、四季を通じてその姿を美しく変える里山や、穏やかな気候と豊かな自然環境にも恵まれています。

まちの西部は広大な山林に囲まれ、中心部には農業灌漑用の貯水池である鎌北湖があります。また、中央部から東部にかけては越辺川や高麗川といった河川が流れ、東部の広範囲に及ぶ水田地帯を形成しています。

 

日本一やさしいまちを目指して

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毛呂山町の西部は「黒山自然公園」として指定されており、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉など、年間を通して自然の美しさを存分に感じることができます。自然に囲まれた生活を望みつつ、都心から遠く離れることなく暮らしたい方には最適なでまちです。

町内にはスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどがあり、日常生活に必要なものが手軽に揃います。2つの鉄道路線が通ることで、近隣の市町村へのアクセスはもちろん、東京都内への通勤も便利です。また、大規模な地震が少ないなど、災害に強い特徴も持つ安心のまちです。

 

まちのなかでさまざまなアクティビティが可能！

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毛呂山町では、キャンプ、ハイキング、釣り、川遊びといった、子供から大人まで楽しめる自然体験のアクティビティが豊富！　自然を存分に楽しむことができます。

 

休日のおでかけにも便利なまち

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毛呂山町では、まちの中心を縦断するJR八高線と東武越生線、そして近くを通る関越自動車道や圏央道の利用で、手軽に遠出が楽しめます。

また、まちの近辺には、小江戸の風情が魅力の川越や、ショッピングモール、アウトレットパーク、会員制大型スーパー、北欧風のレジャー施設など、さまざまなお出かけスポットが充実しています。

 

引用元

埼玉県ホームページ

 

毛呂山町の農業・水産業

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入間郡毛呂山町（もろやままち）の地形は、標高の低い山地、丘陵に囲まれ、平地が比較的少ないのが特徴です。昭和後期以降ベッドタウンとして発展してきたため、農地が減少傾向にあります。ただそんな中でも、毛呂山町ではゆずの生産が盛ん。江戸時代後期の書物に記録によると、町内の桂木地区は日本で最古のゆずの産地といわれています。昭和初期からは「桂木柚子」としてブランド化の取り組みに注力。東京市場に盛んに出荷され、戦後の食文化の変化もあいまって昭和30年代には全国でも知れ渡るようになりました。

また、毛呂山町では畜産業も盛ん。特に鶏卵は県内でもトップクラスの生産額を誇り、食肉用の豚の飼育も行われています。地元産の米、豚肉、卵、桂木柚子を使った「豚玉毛丼」（ぶったまげどん）は、毛呂山町のB級グルメとして有名です。なお、内陸に位置する毛呂山町では、水産業はほとんど見られません。

毛呂山町の工業・産業

入間郡毛呂山町周辺は江戸時代、養蚕が盛んに営まれており、明治時代には生糸や生絹の生産が栄えました。当時は養蚕の飼育法の改良も進み、農家のほとんどが養蚕農家として製糸業に携わっていたとされています。明治時代末期には機織りの工場が50軒以上にまで増加し、大正時代まで町の基幹産業として繁栄。しかし昭和に入り恐慌、戦争の打撃を受けると、安価な輸入物に押され衰退しました。また、醤油づくりも明治から大正時代にかけて行われ、1923年（大正12年）には「毛呂醸造指導所」が開設。吉野川周作という人物が開発した独自の醤油製造法の指導が行われ、数多くの醤油づくり職人が輩出されました。

昭和中期頃からはベッドタウンとして発展するようになり、都市化が進展。町の中南部に工業用地が設けられており、企業誘致の取り組みにも積極的です。関越道・圏央道鶴ヶ島ジャンクションへも比較的容易にアクセスできる地の利を活かし、町内産業活性化のための優遇制度も設けています。

毛呂山町の商業・サービス業

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戦前は養蚕や織物を主産業としていた毛呂山町。昭和期になるとベッドタウンへと転換し、それに伴い人口も増えていきました。1959年（昭和34年）には東武越生線「武州長瀬駅」近辺に大規模な郊外住宅団地が造成され、宅地化の流れが加速。その後も鉄道の高速化、関越道や圏央道などの高速道路の開通など、利便性も向上し平成期に入っても都市開発が盛んに行われてきました。

町内には東武越生線やJR八高線が通過。商業の中心地はその鉄道駅周辺です。また、各駅を核として商店街も複数立地しています。県道などの幹線道路沿いには、食品スーパーやホームセンターなどの大型ロードサイド店舗も点在し、自動車ユーザーに利用されてきました。

なお、毛呂山町には医療系の大学も立地し、近隣自治体にある大学にも近いことから、文教都市としての側面も持っています。

毛呂山町の観光・レジャー

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入間郡毛呂山町には、自然を満喫できる観光スポットが多くあります。「箕和田湖」（みのわだこ）は、周囲約1kmの人工湖。農業用貯水池として造られましたが、ヘラブナ釣りのメッカになっています。湖の下流にある「箕和田親水公園」は、家族連れにも人気のスポットです。3月頃にはこぶしの花が咲き、ハイキングやピクニックを楽しめます。「鎌北湖」（かまきたこ）も、ヘラブナ釣りができる人工湖。桜や紅葉など、四季折々に美しい景色が見られ、別名「乙女の湖」と呼ばれています。

宿谷川の上流にある「宿谷の滝」（しゅくやのたき）は、かつて修験（しゅげん：法力を身につけるために厳しい修行を積むこと）の場とされていました。滝の落差は12mほどで、水が落ちていく姿が美しい名瀑です。

 

入間郡毛呂山町の人気の観光スポット（観光地）

• いちごの里

 

毛呂山町の城・寺院・神社

• 高福寺
• 出雲伊波比神社
• 雷電神社
• 住吉四所神社
• 十社神社
• 薬王寺
• 大薬寺
• 桂木寺

 

引用元
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